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看護学校の講師として

看護学校で講師を務める所長の本間が、「生活と法律」のレジメ等を公開
 本間は6年前から、看護学校で関係法規(看護師関係、労働基準法、介護保険法律など国家試験に
 出る法律など)を講義しています。 看護学校での講義レジメや学生たちとのエピソードを紹介します。

「生活に役立つ?法律」講義レジメ
1. 生活に役立つ? 法律


シリーズ「看護学校生、荏原校子の看護師へのはるかなる道」

第2回、交通事故「うっかり事故にご用心

「自分で決めた道」とはいえ、毎日、毎日、勉強に明け暮れる校子は疲れていた。
しかし、今日の校子は興奮と緊張で舞い上がっていた。実は、彼女が「カッコイイなー。」と思っていた、
ウイ・五反田(ウイ ゴタンダ)から、デートに誘われたからである。彼はフランス人と日本人のハーフで、
お金持ち。彼もまた待望の車(特別注文した、真っ赤なBMWの2ドア)を買って、有頂天になっていた。
待ち合わせ場所で会った二人は、楽しい楽しいドライブへ、
天気は最高だし、雰囲気いいし、最高! 彼は、「こ、これは、いける!」と思った瞬間!! 
 ガツン! と衝撃が走った。
なんと前の車にぶつかってしまったのだった。
「なぜ?、前の車はいつブレーキをかけたんだろ?、ストップランプは点滅しなかったのに・・・」
彼はつぶやいた。

1. 今回の事故は、わざと事故を起こす、いわゆる「当り屋」のしわざだった

(1)対応の方法

@ 交通事故を起こしたら、まず、落ち着く、次に事故の状況を掌握する。
  ケガなどがあったら、必要に応じて応急処置をしたり、周りに助けを求める。
A 必ず、警察へ通報する。
B 写真を撮ったり証人になる人を確保する。
C 相手が伝える携帯電話は、その場で相手にかけてみて確認する。

2. 交通事故と責任は医療過誤の責任と同じ3種類である

(1)行政責任
免許取り消しや免許停止 (看護師免許取り消しや免許停止の処分など)
(2)刑事責任
刑事責任には、刑事事件として責任が問われ、罰則もある。
@ 相手にケガをさせると・・・業務上過失傷害罪
A 相手を死亡させてしまうと・・・業務上過失致死罪
(3)民事責任 民事責任は、損害賠償請求という形が主体である。

3. 自転車事故の責任や罰則ますます重くなる

信号無視や携帯電話や傘をさしての運転など1万〜2万の反則金。要注意!

2. 金銭消費貸借 第二弾


「借金(シャッキン)!! その返済を考えよう」

前回は連帯保証人が危険なことを学びましたが、今回は、ある人が借金を返済した例から、年間の利息と返済について学びます。サラ金は年利20%もざらですよ。

【都市銀行から借り入れ200万円、返済に17年間、の例】

1. 借りた目的と内容
    [1] 結婚資金  [2] M銀行のキャシュローン

2. 金額と利息
    [1] 200万円  [2] 年利12,5%

3. 返済方法
    残額200万円〜150万円まで  毎月5万円
    残額150万円〜100万円まで  毎月4万円
    残額100万円〜 50万円まで  毎月3万円
    残額 50万円〜 30万円まで  毎月2万円
    残額 30万円〜  0万円まで  毎月1万円

4. 返済完了までの期間
    17年 結婚して翌年に生まれた子供が、高校生になっていました。

★ 残高30万円、返済が毎月1万円になってから6年かかりました。以下省略。


3. 看護学校の法廷見学  「あっ!」とビックリの被告


 看護学校では毎年、東京地方裁判所の法廷見学を行い、本間が引率しています。
ある刑事事件の法廷のお話です。・・・

 法廷が始まる2、30分前に法廷入り口の鍵が開けられ、若い女子学生10人が法廷に入り、傍聴人席に座って開廷を待っている。

 そこへ被告人が正面から連れられてくる。手には手錠をかけられ、逃走防止のための腰ひもを結ばれた姿である。その姿に傍聴人席の学生も驚きの表情である。

 被告人が連れてこられ、正面を見た瞬間!傍聴人席の若い女性の団体を見て、ビックリ仰天!!頭が真っ白になっているのか、呆然として立ち尽くし、警備員に言われて初めて被告人席に座る。落ち着かない姿から、みるみる背中が丸くなっていく。

 「起立!」、法廷の秩序を守る廷吏(ていり)の声が響き、傍聴人や被告人、弁護人が起立し、そこへ裁判官が入って来て、一段と高い裁判官席に座り裁判が始まる。

 「それでは開廷します、被告人前へ。」 裁判官が言うと、被告人が裁判官の正面に立たされ、被告人が本人かどうか確認するために裁判官は言います。

 「被告人は、氏名、本籍、住所、職業を言いなさい」

 見知らぬ傍聴人が見つめる中、被告人はか細い声で、名前や本籍などを言い始めます。
それを聞きながらメモをとる学生達。
毎回のことながら、被告人はまさに生きた心地がしないはず。

 「自分が被告人の立場でなくて良かった。」と考えてしまう瞬間です。